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  • 「音信不通になった社員にどう対応すればよいか?その2」

    2013.02.28

    Ⅰ.今回の課題  
    A社は飲食店フランチャイズ本部を運営しております。
    ある日、加盟店の管理者様から本部の人事部に社員さんが出勤してこないとの連絡がありました。詳細を確認すると、最初の無断欠勤から1か月以上経過して、ようやく本部に連絡が来ている状況でした。 問題点を抽出してみると、
    ① 出勤確認が取れなくなってからの対応があまりにも遅れていること。
    ② 加盟店と本部の連絡体制に改善すべき点があること。
    ③ 就業規則の懲戒解雇の条文には行方不明の記述があるものの、退職の条文には記述がないこと。(こちらは以前の労務トラブル110番でお伝えしました。下記のURLをご参照下さい。)

    http://trouble/trouble_027.html

    Ⅱ.経過報告
    本部に連絡があってから1週間ほど経過した後、身元保証人に連絡が取れたため、健康保険証と退職届を郵送してもらい、退職の手続きをとることができました。

    Ⅲ.今回の課題と対策のポイント
    ① 仮に行方不明になってからほどなく対応できていれば、給与振込を止める対応ができました。また、長引けば長引くほど、社会保険料の会社様ご負担分がかさんでいくことについての認識が加盟店の管理者様にまで浸透していませんでした。

    ② 加盟店と本部の連絡体制としては、今後「1日でも無断欠勤の社員さんがいた場合には、すぐに本部に連絡する」ことを徹底していただくことをお勧め致しました。社会人としては基本中の基本ですが、無断で欠勤する方に会社様が振り回されるようなことがあってはなりません。

    ③ 採用選考時、あるいは入社後に身元保証人の提出を求められる場面が多いかと思います。この時、社員さんがお持ちになった身元保証人の書類に記載されている連絡先を確認するためにも、「その場で電話してみる」ことをお勧めしております。虚偽記載がある場合、その番号にはつながらなかったり、つながっても就業の話が通っていなかったりと、何かしらの問題点が見つかるはずです。しかし、大部分はそのまま連絡がつながりますので、採用のご挨拶をしていただければ、お互いに気持ちよく就業を始めていただけるのではないでしょうか。

    その他にも労使間でお悩み事などがありましたら、弊社までご一報ください。

    (新飯田悦孝)

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